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ええやん! 交野

古文化同好会2011/05/06

みなさん、こんちは! コッチモです。
「古文化同好会」ってご存知ですか?
交野市の「広報かたの」に健康歴史ウォークや、交野郷土史かるたなどの案内が掲載されていますが、これらの主催や出版をされているのが「古文化同好会」さんなのです。

今回はこの古文化同好会さんを紹介いたします。
取材のため急遽お集まりいただいた皆さん。
取材のため急遽お集まりいただいた皆さん。
~ 同好会の発足 ~

昭和47年に奥野平次氏によって「交野古文化同好会」が結成され、同氏が初代会長として同好会の発展に力を注ぎました。交野の歴史を熱く語る郷土史家として、気取らない、飾らない性格で幅広い市民層に支持されます。
関電倉治変電所時代、倉治古墳発掘調査に立会い、歴史に興味を持つようになりました。この時、四条畷高校に勤務していた片山長三氏(郷土史家・町史纂・交野考古学会)と出会い強い影響を受け、市内の歴史的風俗・習慣・唄におよぶ市史調査研究に没頭、交野市における考古学研究、文化財保護活動を推進。その頃、先立たれた片山長三氏の意を継いで「交野古文化同好会」を結成、同好会の活動は今日に至っています。奥野平次氏が亡くなった現在でも良きリーダーとして会員に親しく語られています。
初版の会報誌「石鏃」昭和47年6月発行
初版の会報誌「石鏃」昭和47年6月発行
~ 目標 ~

★交野から出土した遺物を守ろう。
★次世代の会員を育てよう。(各地域の若者を発掘していこう)
★毎月、第2土曜日の「歴史健康ウォーク」・第4土曜日の「勉強会」を充実、継続して行こう。
★現地を訪ねて、見て・聞いて・記録に残そう。

これらの願いが、我々の住む交野の町づくりや、お互いの生活の中に血を通わせることになる!
会長 中さん
会長 中さん
来年は40周年を記念してさまざまな催しを企画しています。とさわやかに答えてくださった現会長の中さん。
40年近くも活動をされているサークル団体は、交野の中でもそんなにないはずです。
交野の文化を大切にしようと、サークルの趣旨に同意され130人近くの方が会員になり、がんばっておられます。

古文化同好会の案内は、同会員の村田さんが作成されているホームページ「星のまち交野」に記載されています。 → 詳しくはこちらをクリック

交野郷土史かるた 紹介コーナー

今回から少しづつ、交野郷土史かるたの紹介をします。
この機会に交野の歴史にふれてみましょう!

なお、このかるたは販売もおこなっています。
詳しくは古文化同好会まで。
私市天田の宮のあたりには土地が広く、水がよく行きわたり、稲作には申し分のない良田でした。こうしたことから三世紀の終わりから四世紀にかけて、この土地の開発が進みました。その後肩野物部氏によって周辺一帯が掌握されていったのです。
天正元年(1573)摂津伊丹城にいった伊丹一族は、その城を織田信長の兵に陥されたため、竜王山の後ろの傍示の里に入り、ここに住みつきました。

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