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お出かけルポ

ぽっかぽか7丁目保育園 だよ!

交野市にある保育園・幼稚園をママさんリポーターが紹介。

2011/08/17

お出かけルポは、交野市在中のママさんたちに、子どもと一緒に楽しめる場所へ出かけ、リポートしてもらうコーナーです。
今回はどんな素敵な場所を教えてくれるのでしょうね! た・の・し・み!!
こんにちは。ネネです。
交野市にはどんな保育園や幼稚園があるんだろう。知りたいなあ~、と思っているお母さん・お父さん。ママさんリポーターが各園をまわり、取材しました。ぜひ参考にしてください。

ぽっかぽか7丁目保育園

園の歴史

交野市星田にある認可外保育園で、2008年11月に開園しました。代表の山西さんは、教員免許を持ち、大学で研究の仕事を続けておられました。保育に携わる立場ではなかったのですが、ご自身も出産をして、保育園に子どもを預ける立場になった時から「自分の理想の保育園を作りたい。」「0~6才の大切な時期を1人ひとりの個性に合わせた保育でゆっくりとみてあげたい。」という思いが芽生えてきたそうです。

保育目標

*自立していて、自律できる子
*思いやりと責任感がある子
*生涯を通して学び続ける姿勢を持つ子

*開園時間は月曜~金曜の朝8時~夕方6時
*<月極保育>と<一時保育>があり、入園前に保育園をじっくり試したい方には<お試し保育>が利用できます。
*季節に応じた年間行事の他、月例行事として身長体重測定、避難訓練、お誕生日会があります。

定員は20名。年間で変動はありますが、1日平均して5人程度です。少人数だからこそ、その子の個性を大切にし、発達段階にあわせた保育ができます。
普段は0~3才の子も多いそうですが、取材時は夏休みでしたので小学生や幼稚園の子もいてましたよ。
小学校で学童に入れなかった方や、幼稚園が終わってからの時間、保育園の待機児童の方も利用されているそうです。
縦割り保育の中で異年齢児との深い関わりが持てるので、上の子は小さい子がかわいくて当然のようにお世話をしてくれますし、下の子は、上の子をとても頼りにしています。縦割りの中での、お互いを尊重し合う気持ちや、成長がみられます。

モンティソーリ教育

ぽっかぽか7丁目保育園では「モンテッソーリ教育」を取り入れています。
先生から指示されたことをするのではなく、自分がしたいことを選んでする。年齢は同じでも、発達段階やしたいと思うことには違いがあって当然ですので、1人ひとりにあわせて、したいことをさせてあげられるような環境を整えています。
取材時は、園児が自分で選んだ教材をとても集中して取り組んでいました。しかも決められたルールや時間はちゃんと守れています。このように子どもの自主性を信じて伸ばす育児で、ネネも今回の取材で初めて知りましたが、知れば知るほど「なるほど。」「そうしたらいいのか。」と納得できて、自分の子どもにも実践してみようと思いました。育児書通りにはいかない子育てで悩んでいる方々にも是非知っていただきたいです!
詳しく書かれていますので、是非読んでください。
詳しく書かれていますので、是非読んでください。
「オレンジゼリー」作りに挑戦です。
「オレンジゼリー」作りに挑戦です。
クッキングで、「オレンジゼリー」に挑戦です!まず先生が材料の寒天をみせて、天草からできていると説明すると、園児は「さわってみたい」と興味を持ちます。作る手順を聞いて、「ゼラチンの方が便利やな」という子もいて、その種類の違いを理解した上で自分の意見を述べることができていました。作ったゼリーは冷蔵庫に入れて、おやつの時間に食べます。「早く食べたい」と待ち遠しそうでした(^^)
庭でプール遊びをしています。
庭でプール遊びをしています。
その後はお庭でプールの時間です。
お天気も良かったので気持ち良さそうです。
決められた行事以外は、時間やメンバーにあわせた行動計画をたてていきます。

食育にも力を入れています!

給食・おやつは全て手作りです。食材は国産のものを使用し、園の畑で自家栽培もしています。
保育室の隣にカーテンで仕切られた調理室があり、調理師さんが昼食の用意をしてくれています。お昼が近付くとおいしそうな香りが部屋中に漂ってきました。自然と子ども達の脳にも刺激が伝わり食欲が沸いてきて、楽しい食事につながっているのでしょうね。
カーテンで仕切られた調理室があります。
カーテンで仕切られた調理室があります。
今日のメニューは「カレーライス」でした。
今日のメニューは「カレーライス」でした。
代表の山西さん(左)と保育士の先生です。
代表の山西さん(左)と保育士の先生です。
今回、代表の山西さんにお話を伺いました。子育てや保育に対する想いをお聞きして、とても感銘を受けました。自らの子育ての経験から、理想とする保育園を設立されるまでの道のりは単純ではなかったと思いますが、それを現実にする力量を持っておられます。
私は朝から取材に入らせてもらい、気がつけばお昼でした。とても家庭的な雰囲気なので、家で過ごしているような、ゆったりとした気持ちで時間を過ごすことができます。園児たちの楽しい声も響き渡っていて、リラックスして過ごしているのがよくわかりました。園児の中には「もうお迎えにきたん!」と言う子もいてるそうですよ。
ネネはゆとりのない育児をして子どもの個性を見てあげてない時もあっただけに、今回の取材で反省です。ぽっかぽか7丁目保育園の保育を家庭でも実践できるように、私も頑張ってみようと思いました!

※代表の山西さんはご出産を控えておられます。あわせて建て替え工事もされるそうで、9月からは休園になりますが、来年の6月には再開される予定です。          
取材ご協力:ぽっかぽか7丁目保育園→詳しくはこちらをクリック

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