こんにちは～　ちゃとらんです。
今回は「森なかよし文庫」（森区民ホール　２Ｆ）に行ってきました。

「森なかよし文庫」は交野市内に７つある子ども文庫の１つです。
昭和48年頃に交野市内の各地区に文庫が作られ、一時は２０件以上あったそうです。

「森なかよし文庫」にはうちの子どもが小さな時からちょくちょく訪れ、お世話になっています。
「森なかよし文庫」は代表の松井京子さんを含め8人のボランティアスタッフで運営されていて　家庭的な雰囲気の中、本の貸し出し（毎週土曜14:00～15:30）、おはなし会（第3土曜）、手作り会（第1土曜）などを実施されています。

今回、私が伺ったのはちょうど「おはなし会」の日でした。
電気を消した部屋で、ろうそくを灯してお話をされます。
普段のおはなし会では、3才以下の子は入れないそうなのですが、今回取材のため特別にうちのチビも入れて頂きました。
その日のおはなしは、「おはなしのろうそく11」の中の「世界でいちばんきれいな声」で、子どもたちが静かな部屋で耳を澄ませて話を聞いていました。

室内には　図書館から年間70冊の新刊本や、自治会からの補助金で購入したものもあるそうで本は充実しています。

いつも行って感心するのは何より選書のセンスの良さです。
商業受けするような本ではなく心に染み入るような良書が数多くあり、私自身ここで出会えて好きになった本も沢山あります。

選書は、「毎月、交野市の図書館に入ってくる絵本や、児童書の中から話し合って各文庫にあった本を見計らっています。出来るだけよいものを入れたい。」とのことでした。
吟味を重ねて文庫の本を選んで下さっていることを実感しました。

松井さんから、「皆さん敷居が高いと思われるのですけど、覗いてみられるだけでもよいので来てみて下さい。」とメッセージを頂きました。

本の状態も良いので読んでいて気持ちいいし、最長１ヵ月程度借りられるのも魅力です。大人向けの本も少しあります。
読書の秋、文庫は各地域にもありますので、皆さんも気軽に利用してみられてはいかがでしょうか。