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ええやん! 交野

星田山手の「どんど焼き」2012/01/30

取材:市民リポーター ピッピ

こんにちは(^.^) ピッピです。今回は、1月15日に我が家から歩いて15分くらいの星田山手で行われた「どんど焼き」を取材してきました。小学3年生の長女、幼稚園の年長の長男、2歳の次男にも「どんど焼き」を見せてあげたかったので、パパも誘って家族全員で参加することにしました。
恥ずかしながら、私は最近まで「どんど焼き」という行事を全く知りませんでした。(-_-;)
皆さんはご存知でしたか?「どんど焼き」というのは、小正月(1月15日)に、それぞれの家庭から松飾りやしめ縄などといったお正月の飾りを持ち寄り、それを高く積み上げてやぐらを組み、燃やすお正月行事だそうです。地方によって、呼び方も「どんど焼き」「とんど焼き」など色々あるみたいです。

家族全員が初めての経験で、ワクワクしながら会場へ向かいました。もちろん、我が家も今年のお正月に玄関先に飾っていたお正月飾りを持参しました。
星田山手にある大きな空き地が、会場となっています。竹や木を使って、大きなやぐらを組むので、これぐらいの広さが必要なのだと思います。

私達が到着した頃にはすでにたくさんの方々が集まっていました。私達のように家族で参加されてる方もたくさんいらっしゃいました。
会場の真ん中あたりに組まれたやぐら
会場の真ん中あたりに組まれたやぐら
やぐらにつけられたお正月飾り
やぐらにつけられたお正月飾り
午後1時にスタートしました。まずは、司会者の方の簡単な挨拶から始まり、交野市長の挨拶、続いて、お祓い、祝詞(のりと)奏上、お酒でお清めなどが行われました。
お祓い
お祓い
祝詞の奏上
祝詞の奏上
そして1時10分頃、やぐらへの点火です。大人も子ども達も、みんな静かに見守っています。点火されると、炎は時間をかけて、ゆっくりゆっくりと広がってゆきます。
時々、やぐらのあたりからパンパンと竹の節のはじける音やドーンといった大きな音がすると、参加者の間から歓声が上がってきました。少し離れたところからでも、火のついたやぐらの方に手をかざしてみると十分に暖かいです。今日のような寒い日には体が暖まります。
ちなみに、「火にあたると願い事が叶う」との言い伝えもあるそうですよ。
やぐらへの点火の様子
やぐらへの点火の様子
子ども達も大興奮です。こんなに大きなやぐらですから、燃え尽きるまでに結構時間がかかりそうです。
やぐらのすぐ近くには消防団の方々が待機しておられるので、何かあった時でも安心ですね。
乾杯の様子
乾杯の様子
用意された食べ物
用意された食べ物
やぐらから少し離れた場所で、お酒による乾杯が行われた後は、大きな机の上に、ケーキやお菓子、コロッケ等たくさんの食べ物が用意されました。参加者の方々はそれぞれ思い思いに好きな物を食べたり、お友達同士で歓談したり、和やかな雰囲気です。交野市長も参加者達の輪に入って楽しそうにしておられました。
おもちつきの様子
おもちつきの様子
おもちつきも始まりました。うちの子も行列に並んで順番を待っているようです。普段、子どもにおもちつきなんてなかなかさせてあげられないので、こういう機会があると、とても有り難いです。
おいしそう~
おいしそう~
ぜんざいの炊き出し
ぜんざいの炊き出し
大きな網でおもちを焼いたり、おぜんざいの炊き出しもありました。こんなに寒い日におぜんざいを頂くと体があったまりますよね~。私もパパも早速おぜんざいを待っている人達の列に加わることにしました。

~最後に~
今回、初めてこのような行事に参加させて頂き、燃えるやぐらを目の前で見ることができ、その迫力に圧倒されてしまいました。2歳の次男はやぐらの方からパンパン、ドーンという大きな音が聞こえると、怖がってしまって、私の体から離れませんでしたが・・
私の実家近くには、お正月に「どんど焼き」をするという風習がありませんでしたが、結婚して交野にやってきて、近所にこのような風習が残っていたことはすごくラッキーなことのように思います。これからも出来るだけ長くこの伝統的な行事が続いて欲しいと思います。これからも家族で毎年参加させて頂きたいと思います。