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ええやん! 交野

味噌作り体験!2012/03/21

取材:市民リポーター 劇団ひっそり

こんにちは、劇団ひっそりです。交野市消費者研究会が主催の「味噌作り体験」に行ってきました♪
ゆうゆうセンターの調理室には、大豆の香りがただよっていました。
研究会の方が、前日から大豆を水につけ、朝から圧力なべで茹でてくれているので、参加者は、本当に混ぜるだけ!のようです。

受付で、潰された大豆、塩、麹を受け取ります。
大豆は北海道の国産大豆、塩は赤穂の天塩、麹はなんと交野産、山野酒造のものを使用です。
どうやらリピーターさんが多いようで、皆様、どんどん作業を進めておられます。
全く、初心者の劇団ひっそりでしたが、とても丁寧に説明していただけました。
最初に麹と塩をしっかり混ぜます。バラバラになる感じに、とのことです。
さて、大豆をどっかりと入れて、本格的に混ぜていきます。
途中、大豆の煮汁を入れて硬さを調節しつつ、とにかく無心で混ぜていきます。
「しっかり混ぜるとおいしくなるのよ~」

そりゃ、頑張らなくちゃね!
できあがったら、ビニール袋に団子状にしてどんどん詰めていきます。
これを持ち帰って、甕や瓶、タッパーなどに詰めて、塩でフタ。
一応、カビ防止だそうですが、多少はできちゃうみたいです。
表面だけなので、そこだけ取り除いてしまえば大丈夫だそうです。

【下準備の様子を見せていただきました】

なかなか年代物の圧力なべです。
実家にもこういうねじで止めるやつありましたねー。
これで15分、ゆでると、潰せるくらいの固さになります。
中には大豆が入っています。茹でたて、少し頂きましたが、とても甘くておいしい!
何も味付けしていないのに! こんな大豆だけで作った味噌なら、絶対おいしいはず。
大豆を潰す機械、その名も「みそくり機 らくらく」。
こんな風に、パスタマシーンみたいににゅるっと出てきます。
今の時代は便利ですよね。昔の人は偉い!って思っちゃいます。
1年後の味噌を見せていただきました。
今、作ったのは真っ白なのに、こんなに茶色くなるんですね。
麹菌の力ってすごいわー!ご好意でちょこっと分けていただきました。
今夜の味噌汁が楽しみです。
家に帰って、梅酒瓶に詰めてみました。おいしくなるのは半年後。楽しみです♪

気のせいかもしれないのですが、何となく手がしっとりしてるような。麹菌のおかげ!?

【交野消費生活問題研究会について】
味噌作り体験は、昭和55年から研究会の主催で行われています。
研究会自体はとても歴史があり、昭和46年に発足しています。
「賢い消費者になろう!そして安全なものを食べたい!」
という思いを元に、多くの勉強会や体験会、交野市内でのイベントでのパネル展示など、消費者にわかりやすい形で提案をしてくださってます。

安心・安全神話が揺らぐ日本ですが、消費者もしっかりと声をあげていかないといけないのかもしれません。

こういう体験会を通じて、色々と学ぶことが多いですね。
ま、劇団ひっそりは混ぜただけですけど(汗)

麹ができるのが冬のため、10月と3月の2回、味噌作り体験を企画されています。
広報にも必ず出ていますので、気になった方は是非、チェックを!